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市川市消防局・NPO法人災害救助犬ネットワーク連携訓練

令和2年11月26日、千葉県消防学校「震災訓練場」において、市川市消防局とNPO法人災害救助犬ネットワーク(DRDN)のサーチ&レスキュー連携訓練が行われました。新型コロナウィルス感染防止対策に万全を期し、いつ発生するかわからない災害で一人でも多くの命を救いたいと緊張感をもって行われました。

NPO法人災害救助犬ネットワークとは

はじめにNPO法人災害救助犬ネットワークは、現在26都道府県を拠点に、常に実動することを念頭におき、育成から認定、装備、連携を進めています。災害救助犬がいない地域では、広報、育成活動を行い普及に努め、地域で活動している仲間と組織、個人の枠を超えて、交流、協力、連携し救助犬が活動できる実務的なネットワーク化を目指し、実りある人命救助活動ができるよう努めている全国的な団体です。
HP:http://www.drd-network.or.jp/index.html

災害救助犬の役割とは

災害救助犬(サーチドッグ)は、地震や台風、土砂災害などに限らず行方不明になっている人を犬が持つ優れた嗅覚で捜索するために訓練された犬たちです。人命救助を目的・使命とする捜索活動は、極めて慎重な判断、行動が要求されるため、救助犬には全壊建物や倒壊建物の下敷きになった人の捜索や土砂災害など、あらゆる災害現場を再現した訓練場で本番さながらの訓練を各地で行っています。DRDNの災害救助犬は、各地区の消防と連携しながら厳しい訓練を受けて本番に対応できるようにしているそうです。

今回の連携訓練では、市川市消防局高度救助隊と救助犬が連携し、いかに迅速、効率的に人命救助を行えるかを確認する訓練です。どのタイミングで救助犬を使うか?高度機材を使うか?余震による二次被害を避けながら市川市消防局高度救助隊員による目視と声掛け、隊長のホイッスルを合図に、サイレントタイムによる生存者の確認。これを繰り返しながら要救助者の捜索を行う。目視や声掛けで要救助者を確認できない所へは、救助犬が突入。救助隊が帯同して救助犬ならではの嗅覚による捜索を開始。風上からの臭いを嗅ぎ分け、短時間で要救助者に反応を示し吠えて場所を知らせる重要な役割を果たしていました。

千葉県内には民間企業の協力を得て、建設中の訓練施設があります。
ここでは、消防、救助犬、民間企業(重機)が三位一体となり救助に関わる訓練が自由に行える施設を目指しています。

施設についての詳細については、下記までお問い合わせください。
NPO法人災害救助犬ネットワーク千葉県消防連携事務局
安藤 敏昭 ■mail : rescue-chiba@outlook.jp

※現DRDN顧問である青山省三氏(群馬県渋川市広域消防本部前消防長「渋消」)と当社阿久津会長が

「守るために今」

で対談している内容もご覧ください。

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